【カサイ コーヒーショップ】玉子サンド 2018.6/30

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この日訪れたのは「カサイ コーヒーショップ」。
実はこの店、訪問日が32年の営業に幕を降ろす閉店日。
その為、店内は一言マスターに挨拶しようとする常連客でごった返していました。

 

この2日前、山梨日日新聞にこちらの店が閉店するとの記事が掲載。
以前から気になっていた店なのですが(営業しているのかどうかという意味で)、皮肉にも閉店の記事を読んだことで営業していたことを知り、最後に一度食事をしてみたいと思い、訪問しました。

 

(食べログなどでは“カサイ コーヒーショップ”と表記されていますが、画像を見れば分かるように“コーヒーショップ カサイ”が正確な気がします)


住所は山梨県甲府市徳行2-2-14
小僧寿しの前をマクドナルド方面に進んだ右手にあります。
昔はこの道が行き止まりの印象だったのですけど、大人になってから通って、通り抜けられることに気付いたんですよね。
徳行周辺が活動領域の私にとっては思い入れのある道です。

メニュー情報



純喫茶らしいメニュー構成。
食べ物に比べると、飲み物代が割高に感じてしまうあたりが昔ながらの喫茶店ですね。
コーヒーの種類が3種類と少ないのが、コーヒーに詳しくない身としては嬉しい。
選択肢が多い事は必ずしも長所ではないですから。

 

今回はビーフカレーか、ドライカレーを注文!
…と思ったら、何とご飯が無くなってしまい、今炊きだしたばかりとのこと。
普段来ていた人の何倍もの人が訪れたのでしょうね。
とほほな出来事ですが、常連客でないのだから仕方ない。
スパゲッティはできると言うので、アサリ&ベーコンのスパゲッティにしようとしたらそちらは前からやっていないとのこと。
ならばと最終的に玉子サンドを選択。
こちらは無事ありました。
お値段600円

 

メニューにある特製ケーキのレアチーズを頼もうともしたのですけど、こちらもやっていないとのことでした。
本当に最後の方はコーヒー飲みに来るお客さんだけだったのでしょうね。
一見客が入るような場所にないので、やむをえないところ。

料理紹介


こちらが玉子サンド。
玉子とマヨネーズを和えたものに、レタス。
ザ・定番です。

食べてみての感想

食べてみると、何と言うか、まぁ普通に美味しい。
パン表面に焼き色は付いているものの、ぱりっとはしておらず、しっとりした食感。
マヨネーズと和えた玉子は家庭的な感じで、悪く言えば自宅で作ったものとあまり変わらないです。
強いて言えば白身のカットが細かいのが特徴。
全体的に塩味がついている印象ですけど、一緒に塩が付いてきたあたり塩を一振り二振りしているのかもしれません。

総括


完食。

 

カレーを食べられなかったのは残念。
周囲でもご飯頼んで、無いと分かってスパゲッティに変えている人が多々いました。
みんな食べるならやっぱりご飯なんですね。

 

あと、せっかくなのだから飲み物も頼むべきだったし、看板メニューだというコーヒーゼリーも食べておくべきでした。
訪問した後に再度新聞記事を読みなおして、ようやく看板メニューとの表記に気付きました。
ドリンクだってバナナシェイクなんかは飲んでみたかったのも事実なのに。
二度と食べられないのに、どうしてこういう場面でケチってしまうのだろう…

 

(正直に言うと玉子サンドだけでは足りないだろうことは予測が付いていたので、後で丸亀製麺行くつもりでした。
それゆえにドリンクの価格はうどん1杯並と判断してしまったのです)

 

千秋楽とあって、来ている人の会話を聞いているだけでも面白かったです。
マスターと高校時代からの付き合いの人だったり、一緒に写真を撮ろうとする人がいたり。
閉店するくらいですから最後の方は暇な時間も多かったと思うのですけど、32年も営業してきたということはそれだけの間、多くの人が利用してきたということ。
忙しかった時もあるでしょう。
開店したばかりで店がピカピカだった時もあるのでしょう。
そんな色々な思い出を共に過ごした人達が訪れていたのだと思うと、思わず目頭が熱くなります。
私は何の関係もないのですが(笑)

 

偶然ですが、この店と私は同い年なんですよね。
私が生きてきた年月と同じ年月営業してきた店というだけでも何だか不思議な愛着がわきます。
結構のんびりできる店内だけに、本とか持ちこんで一日中過ごすなんて過ごし方をしてみても面白かったのかもしれません。
昔の喫茶店ってそういう使い方をする人が多かったともよく聞きますし。
まぁマナー的に良くないとも思うのですけど、それが緩さがあった昭和的な喫茶店の使い方だとも思うので。

 

そんな店の灯りが、今日この日に消えました。
どんな店もいつかは無くなります。
だからこそ、こうして食べてみて、記録に残す。
それが私達に出来る唯一のこと。
頑張ってきた店とマスター、そして奥様に最大限の敬意を。
32年間お疲れさまでした。

 

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